1キロほど歩いて行くと、
おお、これか。
確かに歩道橋があって、左手が大学の入口みたい。
かなり広そうなキャンパスだが、それは関係なくて、
右に曲がると、
住宅が集合している区画がある。
もとは田圃だったところを埋め立てたみたい。
中を進んで行くと、
日本語の暖簾。
多分ここだろう。まだ確定はできないけれど。
実は、
幹線道路を歩いていたときにも、
スシバーがあったのだが、
店員さんは日本語できないみたいだった。
オーナー日本人じゃないのかもしれない。
オーナーが日本人じゃなかったとしても、
とりあえず、休憩しよう。
まだ、お客は一組で、
オバチャンが一人で店をやってる。
カウンター席に座る。
ああ、日本の何処かに、私を待ってる人がいる。
谷村新司の歌声が流れている。
多分これなら、オーナー日本人だろう。
オバチャンにコーヒーを頼むと今の時間はナイという。
夜メニューなのか。
ビールを頼むと、シンガービールのボトルを指さすので、
それだと頷く。
とりあえず、一人で乾杯。
いやー、歩き回ったあとのビールは旨いね。
マイミクさんに電話するのは、
この店のオーナーが確定してからにしよう。
日本の何処かに私を待ってるヒトはいるのか?
そんなことを考えながら、ちょっと休憩していると。
店の向いに車が止まって、
日本人らしき人がこちらに向かってくる。
「こんにちは、お話は伺ってます。」
向こうから声を掛けてもらう。
おお、ビンゴだったみたい。
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